最近お問い合わせが増えている『産後の骨盤矯正』について。
当院では従来治療の際、骨盤矯正も内容に含んでおりますが、産後の時期は特にお勧めしております。
治療を受けたママさん達からは産後の様々な症状が改善したと喜ばれております。
昔から『産後の肥立ちが悪い』という言葉がありますが、産後の健康状態は骨盤の状態に大きく左右されます。
症状は様々ですが「女性の体が大きく変化する不安定な時期」と謂う点では思春期や更年期の不調にやや似ています。最近言われる『産後鬱(うつ)』も骨盤の回復が上手くいかなかった場合に良く見られます。
(また、助産師の先生方と良き関係を作る事など産前に準備しておくことも大切です)
産後の治療に関しては骨盤だけではなく、股関節、顔の三か所を締める治療が必要です
妊娠と出産で大きく開いた骨盤を正しい位置に締めなおし仙腸関節の動きの回復も図ります。
妊娠により外向きに開いた股関節を正しい位置に戻します。
骨盤を締めても股関節の開きを放置したために骨盤の横に段差ができ見た目にも横に張り出したヒップの形状になってしまっている方がよく見受けられます。
これでは見た目ばかりか、骨盤が正しく動きません
顔を締めるとは下顎を引き締める事です。
下顎の引き締めは美容面(結果として小顔になる)で驚かれる方が多いのですが、それ以上に頭蓋骨の動きにまで影響する大切な事なのです。
(重要性の説明をしても、小顔になった事に気を取られて聴いていない方が多い様ですが・・・(笑)。)
女性の顔を見てなんとなく「オメデタかな?」と感じる事がありませんか?
その妊婦の顔から母の顔にする必要があるのです。
*注意) 治療の際は入れ歯やインプラントの方は必ずお知らせください
産後治療に際して原則として鍼灸ではなく手技で行います。
また、ボキボキ鳴らす治療ではありません。
治療の時期は出産した日以降いつでも大丈夫です。
個人差はありますが、産後治療のみであれば治療回数はほとんどの方が2回です。 初診後1週間後にもう一度治療する方が一般的です。
治療費は従来治療と同じになります。
産後治療を受けに来られる方の多くが出産と育児の疲れも抱えており、オプションで邪気抜き治療を組み合わせる事をお勧めしています。
はい妊娠のみでも骨盤には大きな負担が掛かりますので帝王切開による出産の後でも骨盤治療は必要ですが、まず手術の傷が癒えてからになります。又、大切なツボや経絡の上に残った手術痕の引きつりが体の歪みを作らないようそれらのケアの指導も行います。
はい、お祝い事には協力するスタンスを取っております。
もちろん必要です。前の出産より年齢を重ね更に育児をしながらの出産になりますので必要性は増していると考えて下さい。
従来治療の中に含まれていますが、問診の時に気になっている症状ついてお話し下さい。